もくじ
1. はじめに
投資を始めたいけれど、「株だと決算や権利日のチェックが大変」「忙しくてチャートを見る時間がない」という方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが FX自動売買 です。
自動売買は、あらかじめルールを決めておくだけでシステムが自動で取引を繰り返してくれるため、初心者でも気軽に始められる資産運用のひとつです。この記事では、FXの基本から自動売買の仕組み、初心者が押さえておきたい戦略、そして松井証券を利用するメリットまで解説します。
特に私のようなサラリーマン投資家にとって、FXをやりたくても相場に張り付くのは現実的ではありません。朝は5時50分に起床、だから夜も早く寝たい。けれどポジションを持ったまま市場から目を離すのは不安…。為替はほんの小さなきっかけでトレンドがガラッと変わることがあります。
最近でいえば、アメリカのFRB・パウエル議長が「金利を下げるのか、下げないのか」と発言するたびに話題になりますし、CPIや雇用統計といった経済指標が出るたびに相場は大きく動きます。こうしたボラティリティは本来チャンスのはずなのに、ただ見ているしかない…。
しかし!そこで力を発揮するのが自動売買です。自動売買を活用すれば、為替相場の変化を逃さず、寝ている間もコツコツと取引を続けてくれる。まさに“働きながら”“休みながら”でも、相場の波に乗る仕組みを手に入れることができるのです。
僕は2022年からFX自動売買を活用しています。当時は米国株の金利上昇で株式市場が世界的に難しかったのですが、為替は変動が大きくガッツリ稼げました。本当にやってよかったと思った投資です。
2. そもそもFXとは?
FXとは Foreign Exchange(外国為替証拠金取引) の略で、異なる通貨を交換して利益を狙う取引です。
例えば、
- 1ドル=100円のときに米ドルを買う
- その後1ドル=101円になったら売る
この場合、1ドルあたり1円の差益が発生します。1,000ドル分の取引をしていれば1,000円の利益です。
トレードって考えると難しいですが旅行の両替と考えると簡単ですね。
引用元:松井証券HP( https://www.matsui.co.jp/fx/study/charm/)
FXの利益には主に2種類があります。
- 為替差益:通貨の値動きによる売買差益
- スワップポイント:通貨ペア間の金利差による利息のような収益
株式の配当金が年に1〜2回なのに対して、FXでは毎日のように利益を得られるチャンスがあります。ただし、相場が逆に動けば損失も発生するため、リスク管理は必須です。
ちなみに自分で判断をしながらトレードを行うことを裁量トレードと言います。
3. FX自動売買とは?
FX自動売買とは、事前に決めたルールに従ってシステムが24時間自動で売買してくれる仕組みです。
裁量トレードとの違い
- 裁量トレード:自分の判断で売買する
- 自動売買:決めたルールに基づき、システムが自動で売買する
裁量トレードでは相場に張り付く必要があり、感情的な判断ミスも多くなります。一方、自動売買は「機械的に取引」するため、感情に左右されず淡々と運用できます。
自動売買のメリット
- 24時間システムが取引を続けてくれる
- 感情に流されない投資が可能
- 為替や経済の難しい知識がなくても始めやすい
自動売買の種類
- リピート系自動売買
o 一定の価格幅で売買を繰り返す方式
o あらかじめ決めたレンジ内で自動的に「買い→売り」「売り→買い」を繰り返し、利益を積み重ねていきます
o 相場が一定のレンジ内で動いているときに特に強みを発揮 - プログラム型自動売買
o 事前に組まれた売買ロジック(アルゴリズム)に従って運用されるタイプ
o トレンドやインジケーターを元に自動的にエントリーと決済を行う
o 初心者にとっては仕組みがやや複雑 - トレーダー型(ミラートレード)
o 他の優秀なトレーダーの取引を真似する仕組み
o プロトレーダーと同じタイミングで自動売買が行われるため、自分で戦略を考える必要がない
o トレーダーの成績によって結果が左右される
大きく分けて上記3種類がありますが、FX初心者や忙しい人にはルールがシンプルで戦略がコピーし易いリピート系自動売買がおすすめです。
注意点
- 急激な相場変動には弱い
- 設定を誤ると損失が大きくなる可能性がある
そのため、シンプルなルールで始め、少額から慣れていくのが初心者にはおすすめです。
4. 初心者が押さえるべき戦略の基本
リピート系自動売買の仕組み
あらかじめ設定した注文条件(売買、注文レンジ、数量、注文値幅、益出し幅、運用停止ライン)に基づいて、自動的にシステムが新規注文(リピート1次注文)と決済注文(リピート2次注文)を繰り返す注文機能です。
下記は設定例です。
引用元:松井証券HP(https://support.matsui.co.jp/faq/show/42067?site_domain=faq)
レンジ相場を狙う
リピート系自動売買の王道は「レンジ相場(一定の範囲で上下する動き)」を利用することです。
「上がるか・下がるか」を予想するのは難しいですが、「この範囲内で動きそう」という予測は比較的立てやすいのです。
引用元:松井証券HP(https://www.matsui.co.jp/fx/auto-trading/about/)
つまりレンジの範囲内で動いている通貨ペア探しとレンジの設定ができれば攻略がグッと近づいてきます。
ある程度の期間、レンジが定まっていてリピート系自動売買で人気の通貨ペアは下記の通りです。
- 豪ドル/NZドル
- 米ドル/カナダ
- ユーロ/ポンド
- ノルウェー/スウェーデン
産業構造やエリアが比較的近しいと為替もレンジの範囲で動きやすいということですね。
例えば豪ドル/NZドルの比較はこちら。共通点が多いですね。
引用元:松井証券HP https://www.matsui.co.jp/fx/report/simulation_audnzd/
月足チャートは以下の通りです。
引用元:松井証券取引画面より
おおよそ1.00~1.15の間で推移していますね。
この範囲で上下すれば稼げるように設定するとこれまでは稼げていました。
複雑なように見えて理屈はたったこれだけです。
松井証券さんのシミュレーション結果はこちらです
引用元:松井証券HP https://www.matsui.co.jp/fx/report/simulation_audnzd/
広めのレンジ設定でコツコツ積み上げ
初心者は「広めのレンジ」を設定して、値動きの中で小さな売買を繰り返し、利益を積み重ねていく戦略が安全です。
少額から始める
まずは実際に運用しながら仕組みに慣れることが大切です。大きな資金を入れる前に、少額で経験を積むのが成功の近道です。
5. 松井証券を使うメリット
FX自動売買を始めるうえで重要なのは「どの会社を使うか」です。僕が初心者におすすめしたいのは 松井証券のFX自動売買 です。
100円から始められる
松井証券は 1通貨単位=100円から取引可能。
一般的に1,000通貨(約10万円)必要なFX会社が多い中、初心者が少額で練習できるのは大きなメリットです。実際にはある程度の証拠金が必要ですが、特に松井証券は少額でスタートできます。例えば今日の特典のレポートでは10万円で始められる戦略を紹介しています。
手数料無料&スプレッドの狭さ
- 取引手数料は無料
- スプレッド(買値と売値の差)も業界最狭水準
長期でコツコツ利益を積み重ねる自動売買では、この「コストの安さ」が収益力を高めます。
アプリの利便性
2024年にアプリが全面リニューアルされ、「損益カレンダー」が追加されました。日ごと・月ごとの利益をカレンダー形式で確認でき、成果が見えることで続けやすくなります。SNS投稿機能もあり、運用記録を共有したい人にも便利です。
シンプルで分かりやすい「リピート注文」
松井証券の自動売買は「リピート系」。設定したレンジ内で新規注文と決済を繰り返す仕組みなので、初心者でも理解しやすく、シンプルに取り組めます。
6. まとめ
FX自動売買は、感情に左右されず、24時間システムに任せてコツコツ資産を増やせる投資手法です。特に初心者は「レンジ相場を狙ってコツコツ積み上げる」ことを意識すると安定しやすいでしょう。
そのうえで、松井証券は 少額から始められる・コストが安い・アプリが使いやすい という3拍子が揃っており、初心者のエントリー口座として最適だと感じます。
「株の配当は年に1〜2回だけど、FX自動売買なら毎日のように利益のチャンスがある」
そんな資産運用を体験してみたい方は、まずは松井証券で少額からチャレンジしてみてください。