どうもかつをです🐟
今回は株式オプション取引について解説!
「難しそう…」って思うかもしれませんが、実際はそんなでもないのでぜひ楽しくチェックしてみてください☺
オプション取引とは?
そもそもオプション取引とは何でしょうか?
オプション取引とは一言でいうと「権利」の取引です。
①特定の商品(株式、債券、通貨など)を
②将来のあらかじめ定められた期日に
③現時点で取り決めた価格で売買する権利
を取引することです。
つまり、「Aという資産を(①)X日後に(②)〇〇円で買う(または売る)(③)」権利を売買するということです。
これを分類すると実はたった4パターンしかありません。
たったこれだけ!4パターン
それではa~dの4パターン別に解説します。
コールの買い
a「AをX日後に〇〇円で買う権利」を買う
(コールオプションの買い)
ウィブル証券より引用
コールの売り
b「AをX日後に〇〇円で買う権利」を売る
(コールオプションの売り)
ウィブル証券より引用
プットの買い
c「AをX日後に〇〇円で売る権利」を買う
(プットオプションの買い)
ウィブル証券より引用
プットの売り
d「AをX日後に〇〇円で売り権利」を売る
(プットオプションの売り)
ウィブル証券より引用
下記はオプションの権利行使、放棄のイメージですが実際は、権利行使・放棄はせずにオプション自体を取引することのほうが多いです。
なぜなら実際に権利を行使するとその売買代金を準備しなければならず、資金負担がとても大きくなります。
一方でオプションプレミアムの売買であればわずかな金額で取引ができ、かつ大きなレバレッジをかけることが可能となります。
ウィブル証券より引用
実践!取引画面
それでは、ウィブル証券さんのデモ画面を使って実際の流れを見ていきましょう。
今回はいま話題のエヌビディアのコールオプションの買いをやってみます。
まずは「オプション」を選択してください。
上の検索ボックスにエヌビディアのティッカーコード「nvda」を入力するとエヌビディアが出てきますので選択してください。
こちらは権利行使日2024年9月24日のオプション価格一覧です。
今のエヌビディアの株価は116ドルとなっていますので、今回は118ドルのコールオプションを選択してみます。
118ドルの隣にある1.94という数字がコールオプションのプレミアムです。
これを選択すると注文画面となります。
ここで、必要事項を入力していきます。
・売買の別 (今回は買い)
・決済通貨(今回はドル決済)
・注文方法(今回は1.94で指値)
・契約枚数(今回は10枚)
1枚=100株なので、今回は(1.94×100株)×10枚で1940ドルの資金が必要となります。
・有効期間(今回は当日)
左下に概算買い付け代金、右下に買い付け余力が表示されてますので、買い付け余力の範囲内で注文を出してください。
内容に問題がなければ、「オプションデモ画面」を押して発注します。
これにて注文完了です!
このコールオプションが1.94ドルで買えたら、権利行使日の2024年9月24日までに決済をします。もちろん決済をしないで権利行使をすることも可能ですが、その場合はエヌビディア株を
118ドル×10枚(1000株)=118,000ドル
約1650万円の資金が必要となり、大きな金額の資金が必要となりますので、ここではオプションの売買のみに限定して話を進めます。
オプションの収益計算
コールオプションが2.1ドルまで値上がりしたときに決済したら2.1ドル-1.94ドル=0.16ドル×10枚(1000株)=160ドルの利益となります。
反対に、1.8ドルに値下がりしたときに決済したら1.8ドル-1.94ドル=-0.14ドル×10枚(1000株)=140ドルの損失となります。
では実際の値動きも確認してみましょう。
こちらは2024年9月20日のエヌビディア、権利行使価格118ドル、コールオプションの1分足チャートです。
14時13分に1.76ドルの価格をつけています。その後オプション価格は上昇し、15時40分には2.28ドルをつけています。
たった1時間半で約30%もの値上がりを取ることができました!
ちなみにエヌビディアの株式はこの時間帯に115.91ドルから116.89ドル、1%程度しか上昇していません。
10枚(1000株)買ったとき、オプションなら2000ドル未満で買えますが、現物株だと115000ドル程度の資金が必要です。
つまり、オプションは少額で大きなリターンを得る可能性を秘めている投資手法と言えます。
おトクな始めかた
オプション解説は以上となりますが、いかがでしたでしょうか。
習うより慣れろと言いますし、オプション取引は少額からできますので、まずはやってみることが成功への一歩です!
個別株オプション取引ができるのは2024年9月現在、国内では2社です。
特にウィブル証券はかつを特製レポートがもらえるタイアップキャンペーンをやっているのでぜひこちらから口座開設をしてみてください!
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それでは、ご武運を!
▽続き:ターゲットバイイング戦略