「資産寿命」と「毎日の笑顔」を延ばす投資戦略を研究している、かつをです🐟
さて、60代前後の方から、こんな相談をよく受けます。
「投資信託を取り崩す(売却する)のが、精神的にどうしても辛いです…」
分かります。理屈では「定率売却が効率的」と分かっていても、残高(口数)が減っていく画面を見るのは怖いですよね。
そこで今日は、「元本は一切売らずに、毎月チャリンと入金通知が届く」夢のようなシステムを、新NISAの成長投資枠だけで作る方法を伝授します。
机上の空論ではありません。実際に運用されている**「3つの投資信託」の2025年の最新実績(分配金)**を元に、どれくらい貰えたのかを検証しました。
もくじ
結論:この「3本の矢」で毎月入金が完成する
使うのは、全てSBIアセットマネジメントの「年4回決算型」ファンド。信託報酬(コスト)が激安で、SNSでも話題のシリーズです。
これらを組み合わせると、以下の**「黄金のカレンダー」**が完成します。
| 月 | 入金元 | 2025年の楽しみ方(例) |
| 1月 | 🇯🇵 日本株 | 初売り・お年玉 |
| 2月 | 🇺🇸 米国株 | 温泉旅行の予約 |
| 3月 | 🇪🇺 欧州株 | 春の行楽・お花見 |
| 4月 | 🇯🇵 日本株 | 新年度のお祝い |
| 5月 | 🇺🇸 米国株 | GWの贅沢ランチ |
| 6月 | 🇪🇺 欧州株 | 雨の日のネットショッピング |
| 7月 | 🇯🇵 日本株 | お中元の準備 |
| 8月 | 🇺🇸 米国株 | 夏休みのレジャー |
| 9月 | 🇪🇺 欧州株 | 敬老の日の食事会 |
| 10月 | 🇯🇵 日本株 | 秋の味覚狩り |
| 11月 | 🇺🇸 米国株 | ブラックフライデー |
| 12月 | 🇪🇺 欧州株 | クリスマス・年末準備 |
※決算日は各月の「10日(日本)」「20日(米国・欧州)」頃です(休業日の場合は翌営業日)。
【実績公開】2025年、実際いくら貰えたの?
最新のレポート(2025年12月30日基準)から、実際の分配金合計と、年末時点の基準価額から算出した**「実績配当利回り」**を見てみましょう。
①【1, 4, 7, 10月】日本代表
SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
日本の高配当株(商社、銀行、通信など)にまるっと投資できるファンドです。 2025年は日銀の利上げ局面で銀行株(三井住友FGなど)が寄与し、堅調でした 。
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2025年の分配金合計: 500円 / 1万口当たり
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1月: 140円
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4月: 110円
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7月: 120円
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10月: 130円
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基準価額(12/30時点): 14,820円
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実績利回り: 約 3.37%
ポイント: 日本株ならではの安心感。株価もこの1年で大きく成長(+288円)しており、キャピタルとインカムの両取りができました 。
②【2, 5, 8, 11月】米国代表
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
大人気ETF「VYM」に投資するファンド。2,5,8,11月という「隙間」を埋めてくれる貴重な存在です 。
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2025年の分配金合計: 270円 / 1万口当たり
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2月: 85円
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5月: 60円
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8月: 60円
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11月: 65円
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基準価額(12/30時点): 13,537円
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実績利回り: 約 1.99%
ポイント: 「あれ?利回りが低い?」と思った方、鋭いです。これは**「株価(基準価額)が上がりすぎたから」**です。 分母(株価)が上がると計算上の利回りは下がりますが、資産価値自体は大きく増えています(1年前の設定来安値付近から右肩上がり!)。成長も享受できるのが米国株の強みですね。
③【3, 6, 9, 12月】欧州代表
SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
ここが**「配当の要(かなめ)」**です。イギリス、フランス、ドイツなどの超高配当企業に投資します。
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2025年の分配金合計: 655円 / 1万口当たり
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3月: 155円
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6月: 160円
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9月: 170円
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12月: 170円
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基準価額(12/30時点): 12,811円
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実績利回り: 約 5.1%
ポイント: 脅威の利回り5%! しかも基準価額も上昇トレンドです 。 構成銘柄には銀行やエネルギー企業のほか、アストラゼネカやネスレ、ルイ・ヴィトンといった「GRANOLAS(欧州版マグニフィセント7)」と呼ばれる優良企業も含まれており、守備力も抜群です 。
3本合わせると…「最強の自分年金」が完成
もし、この3つのファンドに均等に投資していたらどうなっていたでしょうか?
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平均利回り実績: 約 3.49%
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(3.37% + 1.99% + 5.11%) ÷ 3
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新NISAの成長投資枠(最大1200万円)をフル活用して、このポートフォリオを組んだ場合…
年間 約42万円(月平均 約3.5万円) のお小遣いが、非課税で手に入った計算になります。
夫婦2人分(2400万円分)なら、月7万円弱。これは公的年金にプラスするには十分すぎる金額ではないでしょうか?
最後に:注意点とメッセージ
この戦略は「資産を最大化する(一番増やす)」ものではありません。S&P500などに再投資し続ける方が、数字上は増えるでしょう。
しかし、60代にとって大切なのは**「数字の最大化」より「今を楽しむこと」**です。
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売却の手間なし(自動入金)。
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日本・米国・欧州へ世界分散されている安心感 。
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毎月届く「分配金のお知らせ」が、生活を豊かにしてくれる。
「取り崩すのが怖い」という方は、ぜひこの3本の矢で、心の安定を手に入れてください。