会社四季報・プロ500・業界地図の違いと各々の特徴は?
どうもかつをです🐟
株式投資に欠かせない道具として、会社四季報はお馴染みですね。
これには会社の情報や株価の推移などの情報が載っており、投資に有効活用できます。
似たような雑誌に、プロ500と業界地図があります。
同じ東洋経済さんの出版物ですが、それぞれ超有益な情報が詰まってます!
ただ、何が違ってどう活用すればいいのか、、ちょっと分かり辛いですね。
この記事ではこれらの違いについて説明します。
会社四季報の特徴
会社四季報は上場企業の情報が網羅されており、投資に関する雑誌の中では最も権威のあるものの1つです。
多くの投資家はこの雑誌を参照し、投資先を選定・厳選しています。
最大の特徴として、四季報独自の業績予想や経済動向予想などが載っている点があります。
あくまで予想なので100%当たる保証はありませんが、日本で最も経済に明るい方々が予想しているため、一般の投資家の予想よりも信憑性は高いと思われます。
会社四季報プロ500の特徴
会社四季報プロ500は
・銘柄が絞られている
・テーマによって注目株が分けられている
の2つが大きな特徴です。
まず、銘柄が絞られているということです。
会社四季報は約4000社の情報が載っていますが、プロ500は500社にまで絞られているためかなり調べやすいです。
四季報よりも株価のチャートが大きかったりコメントが分かりやすかったりと、投資初心者や時間のない人におすすめの本です。
テーマによって関連株が分けられているという点も特徴です。
好業績株や高配当株、更に少額投資株などといったものが10テーマに大別されています。
自分に合ったテーマを選択することで時間を掛けずに目的の銘柄を調べることができます。
会社四季報 業界地図の特徴
業界地図は通常の会社四季報と異なり、企業がその業界の中でどのような立場にあるのか、また動向はどうなっているのかが分かりやすく書かれています。
文字や記述が細かく、パッと見で分かりづらい四季報と比べ、視覚的に見易くなっています。
成長中の銘柄を1から探すことは大変ですが、伸びている業界を先に探すことでその中から銘柄を探すと案外簡単に見つかります。伸びている業界を探す方法として、業界地図に掲載されている業界天気図があります。
業界天気図は会社四季報の記者が予想しているもので、晴れであれば好調、雨や曇りであれば低迷といった情報が記されています。この業界天気図は2期分が予想されているため、今後の動向も比較的わかりやすいです。
会社四季報とプロ500と業界地図はどれを買えばいい?
これらの本は株式投資にかなり便利で、それぞれ異なる特徴があるため全部購入するのがおすすめです。
もちろん会社四季報だけでも充分な情報量ですが、投資初心者の方には最初から注目銘柄に絞ってチェックできる会社四季報プロ500は便利ですし、一歩先の理解を深めたい方には会社四季報業界地図はおすすめです!
購入は一般のショップでも問題ありませんが、最もお得なのは富士山マガジンです。富士山マガジンは雑誌の定期購読ができ、ちょっぴり割引もあります。
プロ500は最大23%の割引があります。業界地図には定期購読が設定されていませんが、同じショップで購入すると手間も減るため便利です。
まとめ
会社四季報とプロ500と業界地図は投資に有用で、初めのうちは全て揃えると判断材料が増えて便利です。業界地図で現在伸びている業界を探し、その後でプロ500や会社四季報を活用して銘柄を絞り込むと探しやすいです。
その企業だけが伸びていたとしても業界に元気がなければ長続きしないため、成長中の業界から探していくと失敗しにくいです。