どうも!かつを(@katsuo_stock)です🐟
今回は株初心者の人におすすめの高配当銘柄を4つご紹介します!
「証券口座は作ったけど、とりあえずどの銘柄が良いんだろう?」といった方の参考になれば幸いです。
それではいきましょう💡
本記事は2021年5月作成です、数字等も当時の水準です
厳選4銘柄はこちら!
8058 三菱商事
9432 NTT/日本電信電話
9433 KDDI
8766 東京海上ホールディングス
選定したポイント
- 配当利回り3%以上
- 主力サービスの市場シェアが高い
- 配当が安定している(減配含めた配当政策)
- 業績が安定している
8058 三菱商事
5大総合商社の中でも最大手の企業です。
中期経営戦略2021では配当政策として「累進配当」を採用しており、非常に力を入れていることが分かります。
三菱商事の強み
✔巨大な三菱グループの中核
✔多岐にわたる事業
✔5大商社の最大手
投資家視点の特長
✔PER・PBRが割安圏内
✔累進配当で減配リスクが少ない
三菱商事HPより引用
懸念点
✔主力かつ赤字事業の石油・化学事業の改善
✔脱炭素化の流れに乗れるか
✔2021年3月期は業績悪化で配当性向高い
▼株価チャート
三菱商事といえば就職先の人気ランキングで上位に入る、企業はもちろん優秀な社員さんが入ってくることでもおなじみの企業です。
AIがどれだけ進化しても、世の中を動かすのが人である限り"人財"が豊富な企業が勝ち残るのは、これからも変わらないかなと思います。
ただ足元の業績を見ると、2020年3月期は売り上げの割合が一番大きい石油・化学事業が赤字になっています。
金属資源事業や天然ガス事業でカバーしていますが、脱炭素化が進む中で収益改善をしていけるか注目です。
9432 NTT
国内通信事業で最大手の企業です。
グループ会社にはNTTドコモやNTTデータなど。
NTTの強み
✔携帯通信トップシェア
✔固定電話独占
✔光回線も高シェア
という訳で国内通信では無類の強さを発揮
投資家視点の特長
✔売上・利益が長期で安定
✔営業利益率が13.8%と大企業でも高い
✔自己株式取得含め株主還元に積極的
✔10期連続増配予定
NTT HPより引用
懸念点
✔利用料金下落による通信市場の縮小
▼株価チャート
NTTドコモを完全子会社化⇒上場廃止の記憶が新しいNTT。
営業利益率も10%を安定して超えています。
「こんなに儲けてどうすんだろう…」って感じで当然のランクインです!
ただahamo発表など業績にダイレクトに響きそうな変化もあります。
今後どういった形で利益を守っていくのか注目です。
9433 KDDI
NTTと同じく総合通信の大手企業です。
最近は物販など非通信事業を伸ばしています。
KDDIの強み
✔携帯・光通信で高シェア
✔非通信事業も育成
投資家視点の特長
✔連結営業利益が20期連続増益見込み
✔カタログ優待もおトク
✔ROE・ROAがNTTと比べ高い
✔19期連続増配予定
KDDI HPより引用
懸念点
✔利用料金下落による通信市場の縮小
▼株価チャート
特長や懸念点はNTTに近いです。
ROAやROEはNTTより高く経営効率性は優秀と言えそうです。
さらに個人投資家に嬉しいカタログ優待もあるので常に人気の銘柄です。
配当・優待だけでも貰い続ける価値がありますね!
8766 東京海上ホールディングス
メガ損保で首位級の会社です。
欧米が中心の海外保険事業も拡大中。
東京海上HD HPより引用
東京海上HDの強み
✔日本では高シェアで海外にも広く展開
✔新興国での高い成長を取り込む
投資家視点の特長
✔不況にも強い事業
✔2002年の上場以来、減配無し
※特別配当を除く
東京海上HD HPより引用
▼株価チャート
コロナ禍においても売上高に相当する経常収益は安定していました、
利益は四半期ごとに大きく変化したものの年間の業績は安定していますし、株主還元にとても積極的な姿勢が見えます。
今後来るかもしれない不況下に強い事業なので長期で検討したいですね。
まとめ
国内では通信会社が業績の安定性、利益率の高さ、株主還元と目立つ存在になっていました。
特にコロナ禍においては、本当に必要とされるサービスを持っている企業が業績を伸ばし、結果的に配当据え置きや増配ができているように感じます。
今後もこう言った視点を大事に銘柄選びをすると、大きな失敗も無く楽しい投資生活を送れそうですね。
それでは皆さま、ご武運を!
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